18人が新たな一歩・足利市医師会付属准看護学校で戴帽式

 足利市医師会付属准看護学校(福地敏彦校長)で2024年度戴帽式が昨年12月19日、本城三丁目の同校(同医師会館内)で行われた。第73回生18人が式に臨み、ナイチンゲール誓詞の朗読、キャンドルサービスを行い、医療現場での実習を前に決意を新たにしていた。
 戴帽式は、初の医療機関での実習に臨む直前に行う儀式で、職業に対する意識の高揚、責任の重さを自覚させることを目的にしている。
 戴帽の儀では学校長から戴帽許可証が与えられ、その後、室内消灯、ピアノ演奏と厳粛な雰囲気の中、キャンドルサービスを行い、火を灯したキャンドルを手にナイチンゲール誓詞を朗読した。
 足利市医師会・吉益均会長は「あなたに看護してもらいたい、そう言っていただけるような看護師になってください。みなさんのさらなる努力を期待します」との言葉を贈った。また、福地校長も「状況にあった柔軟な知識、専門職に必要な技術を高め、地域医療の担い手として活躍できることを祈っています」と訓話を述べた。
 許可証を受けた生徒の一人、荒木裕美さんは「この日を迎えられたことに感謝し、自分の目標を常に高くして努力していきたい」と決意を述べていた。

キャンドルサービスに臨む生徒たち(足利市本城三丁目、足利市医師会館内で)
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