被災地支援へ輪島塗プロジェクト第2弾実施へ・一社結の里

 足利市田島町などを拠点に農産物の生産や加工販売などで地域づくりに取り組む一般社団法人結の里(木村克子代表)は今年1月の能登半島地震被災地で廃棄を余儀なくされた輪島塗漆器を預かり、きれいにして販売し、益金を被災地に返す取り組み「輪島塗販売プロジェクト・ようこそ!輪島塗!」の第2弾を11月30日午前10時から同市名草上町の名草ふるさと購入館で実施する。また今回は能登の食材を使った飲食ブースも開く予定。
 8月27日開催の第1弾に続くもの。今回は10月3日に東日本大震災被災地支援チームの一般社団法人SAVEから前回の倍の量ほどにあたる木箱約80箱を預かった。販売日までにメンバーやボランティアの手でひとつひとつ洗浄、磨き上げが行われている。同月下旬には鎌倉市の建長寺でも販売を行ってきた。
 木村さんは「前回、購入した輪島塗漆器をこんな風に使っていますという写真を送ってくれる人もいて支援の輪が広がっていることを実感します」と話し、「何らかの形でも能登を支援したいと思っている人はぜひ来場してください」と呼びかける。
 漆器販売のほか、うどんやクッキー、輪島のお菓子、紅茶、米、みそなどの販売も予定している。当日は午後4時まで。

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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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