子どもから大人までの「眼の見えない・見えにくい人」に向けた、見て触れるイベントが、8月11日に群馬県社会福祉総合センターにて開催された。主催は、群馬県視覚障害者等支援ネットワーク「まゆだまネット」をはじめとする福祉系団体。同フェスタは、規模を縮小して行った昨年に続き6回目となり、昨年の来場者約300人を上回る多くの人が訪れていた。
フェスタの内容は、福祉用具の展示や、視覚障害がある方の支援システムの紹介、それらに関わる機械の展示・デモンストレーションなどが行われた。
また、体感するプログラムとして、今回初めて参加した鶴見大学文学部元木研究室による、有名建築物を3Dプリンターで再現したモデルの展示などがあった。立体モデルに触れ、建築物の形状を知ることができ、点字の説明文も添えられていた。
さらに立体で作られた取り札・読み札を使用した、上毛かるたの体験コーナーも人気だった。スポーツとしては、ピンポンのボールを、台の中央に張られたネットの下を通すスルーネットピンポンの体験もあり、熱の入ったゲームを展開していた。