渡良瀬滑走路 Gate : 50

どの国の料理も、美味しいものは気づいたら世界に広がっていると言ったことが多いのかもしれませんね。

日本食もレボリューション

  皆さん、「日本語の名前のまま英語でも通じる日本食」と言ったら、何が思い浮かびますか?

 “Sushi / すし” ?

 “Tempura / てんぷら”?

 “Sake / さけ”?

 今回もアメリカからのお届けですが、2回連続で「食事」にまつわる現地体験談になります。(本当に欧米の国にいると予想以上に日本食が恋しくなるんですね。)

 先日ロサンゼルスでのロケ撮影で、お昼休憩に入った際に、隣のテーブルで食事をとっていた現地のスタッフさん達が、

 「この間こんなに美味しい日本料理レストランに行ったんだ!」

 という会話で盛り上がっていました。

 日本人としてとても興味深い内容だったので、お昼ご飯を口に運びながら耳をそば立てて聞いていました。

 その時、聞き慣れたとある日本料理に関する日本語の単語が英語の中に混じって突然僕の耳に飛び込んできました。

 この日本料理の単語、何だと思いますか?

 先に出た“すし”? “てんぷら”? それとも英語で日本酒を指す“さけ”?

 違うんです。

 その時耳に入ってきた日本語に単語とは、

「Omakase / おまかせ」

 です。

 実は近年、日本食を食べに行く際に、日本と同じ様にコースを頼む際に「Omakase / おまかせ」という言い方が英語で定着して来ているのです。

 実はこれ、台湾に住んでいても一緒で、友達と話していても自然に中国語の会話の中でこの「Omakase / おまかせ」が出て来ます。

 飛行機で13時間かけて海を越えて辿り着いた旅行先のロサンゼルスで、

「この間SakeとOmakaseが本当にワンダフルだったんだ!」

 こんな会話が隣から聞こえてくる事があったら、20数年前だったらひっくり返りますよね。

ふくち ゆうすけ

1984年足利市生まれ。俳優。
20代を東京、欧米で過ごした後、独学で中国語を修得。現在台湾、シンガポール、中国、日本を拠点に活動、その各国に主演作品を有している。近年、自身の水彩画やエッセイなどの創作が注目を集め、書籍出版や連載、講演等の依頼へも積極的に参加している。

studio@yuwiyuwiyuwi.com
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