
MY ONIGIRI REVOLUTION! / マイ・オニギリレボリューション
みなさん、ちょっとだけ脳みそを僕に借してください。
今、自宅近くの普段良く行くコンビニの入口をちょうどくぐりました。
お惣菜を見に行くと、お昼時で今まさに並べられたのでしょう、おにぎりコーナーが全種類きれいに並べられています。
みなさん、今頭の中になんのおにぎりが一番最初に浮かびましたか?
きっとそのおにぎりは自分の好きな具の入っているおにぎりですよね。
今、ちょうど今週で1月の後半から再度ロサンゼルスに来て3週間目に入りました。
これまでの人生で初めてのペースで色々な人たちにアポイントをとって会いに行っています。
まだ予約できた現地の免許の試験日が先なので電車とバスを駆使しているのですが、ロサンゼルスはとても広いので片道平均1時間半から2時間かけて会いに行っている状況です。
文字通り慌ただしい日々を過ごしているので、確実に自分の時間が確保できる朝食はしっかり食べているのですが、昼食と晩御飯がかなりの確率で時間があるときにパッと済ませたり、移動とアポイントが続いて結局食べられなかったりする日が少なくありません。
それも、アメリカにいるわけですから毎日食べるものは自然と現地のハンバーガーや、サラダ、フルーツ等が中心になります。
そんな日々を過ごしてきた中、僕の住んでいる「ソーテル」というたまたま街自体が ジャパン・タウンの一角がある区域なので、今日「Nijiya / にじ屋」さんという日系のスーパーにアポイントの後に立ち寄ってみました。
そうしたら、あるじゃないですか、日本でよく見かけるお弁当たちが!
とんかつ弁当に、鉄火巻きに皿うどん。
値段はアメリカ価格ですが、久しぶりに見慣れた日本のお弁当を見て買わずにはいられませんでした。
いろいろ品揃えがある中で、僕が最終的に選んだのはなんだったと思いますか?
最終的に手を伸ばしたのが、2種類のおにぎりが入ったお惣菜セットでした。
そして一番決め手になって買った具材というのが、なんと目に入ってきた「昆布」が無性に食べたくなったからなんです。
そこで、おにぎりのお話に戻ります。
みなさんコンビニでおにぎりを選ぼうと言う際、日本だと「昆布」という具材は真っ先に手が伸びる具材ではないのではないでしょうか?
もちろん、これまでずっと日本人に愛されてきている日本の味の横綱ではありますが、本当に色々な新しい具材の種類が店頭に並ぶ今のおにぎり事情の中では、かなり渋い選択肢なのではないかと思います。
それがどうでしょう。
横に並ぶソースのかかったトンカツや香ばしそうな生姜焼きやマグロのトロが輝くお寿司を差し置いて最終的に「これが食べたいっ!」と僕の身体を突き動かしたのはおにぎりの上に乗っている艶のある「昆布」だったのです(その1秒前までは右手に鉄火巻きのセットを握りしめていたのですが)。
海外に住むと言うことは、こう言うことなんですね。
原点回帰とでも言いましょうか、結局はその国の横綱なんです、恋しくなるのは。
10年以上もう海外で暮らしていますが、やっぱりアジア圏の外国に住むのと、欧米の外国に住むのとでは、どうやらやはり勝手が違うようなのです。
身体は正直ですね。
そんな数奇なおにぎり体験をしながら、僕はロサンゼルスで元気にやっています。
〜おまけの一言〜
この記事を書いている2/17は中華圏の旧正月の元旦です。
みなさん、「新年快樂!祝大家馬年行大運!:あけましておめでとうございます!午年がみなさんにとって良い年になります様に!」

ふくち ゆうすけ
1984年足利市生まれ。俳優。
20代を東京、欧米で過ごした後、独学で中国語を修得。現在台湾、シンガポール、中国、日本を拠点に活動、その各国に主演作品を有している。近年、自身の水彩画やエッセイなどの創作が注目を集め、書籍出版や連載、講演等の依頼へも積極的に参加している。
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