夏休みの体験教室として、けやき小学校(吉田美紀子校長)の児童を対象にした「竹あかり」づくりが8月22日、同市柳原町の同校で開かれた。参加した10人の子どもたちは足利大学の先生や大学生の指導で〝自分だけの竹あかり〟を製作。完成した作品は秋に同大が中心となって市内で開催する竹あかりイベントでも展示する予定だ。
今回の教室は市立織姫公民館少年学級と市生涯学習課放課後子ども教室、足利大学が連携して「子どもたちにものをつくり上げる喜びを体験してもらおう」と開催した。
当日はまず〝肩慣らし〟として大学生が用意したクイズに挑戦。それぞれに手作りのメダルが贈られ、にっこり。
同大からは大野隆司教授、松村仁夫助教、釆澤陽子助教、宮武陽子講師が参加。子どもたちは作製手順の説明を聞いた後、竹あかりづくりの本番。学生たちが用意した竹に下絵を描いてドリルで穴をあけたり、トレーシングペーパーに「けやき小のキャラクター」など思い思いの絵を描いて加工済みの竹に貼り込んでから、電球にマーカーで好きな色を塗り、電池で光るようにしてもらってから竹の中に投入。「きれいにできて良かった」と子どもたちは満足そうな笑顔を見せていた。
