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栃木県ABCプロジェクト「自動運転バスに乗ろう@足利市」

2023 4/21
編集日記
2023年4月24日

自動運転バスARMA (アルマ)が足利市にやってきた!

3月18日~27日の10日間、栃木県よる足利市での自動運転バス(ARMA)の実証実験が実施された。この実施実験最終日、27日のJR足利駅9:15発(1便)と、東武足利市駅9:50発(2便)に続けて乗車した渡良瀬通信スタッフ。乗車体験のリポートをお届けする。

栃木県では「栃木県ABCプロジェクト」として、自動運転システムを導入した路線バスの令和7年度の本格運行を目指し、令和2年度から5年度の間、県内各地で自動運転バスの実証実験を進めている。足利市は、市街地を歩車共存空間を含むルートで運行。道路環境は良いものの、他の地域に比べて、走行距離が長く、GPSの電波環境など、難易度は高めの運行ルートだという。

 乗車したARMAは、走行速度は20㎞/h未満。担当スタッフ2名のほか、一般の乗客が7名乗車できるタイプ。車体の8ヶ所につけられたセンサーが、地上70㎝、30㎝など高低各所の障害物を検知し、安全に運行して行く。次世代型では、地上0㎝の物体の検知も可能になるそうだ。さらに遠隔からの運行管理システムが導入されているため、急に出現した障害物も検知可能、しっかりとブレーキが作動する。
栃木県では「栃木県ABCプロジェクト」として、自動運転システムを導入した路線バスの令和7年度の本格運行を目指し、令和2年度から5年度の間、県内各地で自動運転バスの実証実験を進めている。足利市は、市街地を歩車共存空間を含むルートで運行。道路環境は良いものの、他の地域に比べて、走行距離が長く、GPSの電波環境など、難易度は高めの運行ルートだという。

車窓からの眺め

 乗車したARMAは、走行速度は20㎞/h未満。担当スタッフ2名のほか、一般の乗客が7名乗車できるタイプ。車体の8ヶ所につけられたセンサーが、地上70㎝、30㎝など高低各所の障害物を検知し、安全に運行して行く。次世代型では、地上0㎝の物体の検知も可能になるそうだ。さらに遠隔からの運行管理システムが導入されているため、急に出現した障害物も検知可能、しっかりとブレーキが作動する。

 また、車内のモニターでは足利の観光スポットの紹介動画が流れていたが、完全無人化が進めば、このモニターを利用し、AIがガイドとして客の質問に答え、運行案内を行うことも可能だという。
 実験期間中は1日12便の運行。全日程でほぼ満員の利用があり、自動運転バスに対する市民の関心の高さが感じられる。体験当日の同乗者に、話を伺ったところ「自動運転が現在どのような状態まで、進んでいるのか体験してみたかった」「足利市のJRと東武の離れた駅を結ぶ交通手段として、可能性を感じている」「日常的に自家用車と電車は利用するが、バスにはほとんど乗らない。しかし街中をもっと自由に乗り降りできる自動運転バスが運行したら利用してみたい」「ゆっくり進む感じで、乗り心地もよかった」と受け止め方はおおむね良好。一方「シートのクッションが固め」の意見も。また、当日の天候は薄曇り、GPSの電波の状態に影響が出て、走行が不安定になる一幕も。細かい部分では改善課題もありそう。
 実証実験の体験では、ARMAのボディーデザインの可愛らしさも相まって、市民から聞こえる声も好評。歩車共存空間でも、街に馴染んでいる印象があった。渋滞を引き起こすのでは…との懸念もあったようだが、実際のクレームはゼロだったようだ。

GNSS(車両位置の特定に使用)とカメラ(自車周囲の安全確認を行う)

 乗り心地はまずまず、わくわくの乗車体験無事終了!
 自動運転による交通課題の解決をはじめ、利用価値は未知数。しかし本格運行の実現のためには、既存の交通機関との連携も欠かせない。今回の実証実験データを活かし、自動運転バスを導入する自治体が、どのような運行設計をするかが重要。導入への期待は大きい。

実証実験中、オペレーターがモニターをチェック
鑁阿寺、足利学校付近は道路幅員が狭い歩車共存空間であるため、ICT LED電光掲示板で道路を通行する人に対して「自動運転バス 接近中」と表示。
運行区間

JR足利駅発 →   太平記館 →   東武足利市駅 
東武足利市駅発 →   織姫神社前 →  鑁阿寺前 →  足利学校前 →  JR足利駅

文/松尾幸子  写真/浦島大介

栃木県ABCプロジェクト
栃木県県土整備部交通政策課公共交通担当
320-8501栃木県宇都宮市塙田1-1-20
電話番号:028-623-2447

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