けやき小児童が恒例の落ち葉掃き・史跡足利学校で

 足利市立けやき小学校(吉田美紀子校長)の児童による史跡足利学校(昌平町)での清掃奉仕活動が11月下旬から12月上旬にかけて計3回行われ、参加した児童は掃除道具を持って足利学校門、遺蹟図書館、大成殿周辺の落ち葉をていねいに掃き集めていた。
 同活動は、子どもたちの郷土愛や文化財愛護の精神を育てることを目的に旧東小学校の時代から行われ、現在のけやき小に引き継がれている。
 2回目の実施日の11月26日は1、6年生が担当。80人ほどの児童が学校から10分ほどかけて徒歩で足利学校へ。掃除個所や掃除方法の説明を受けたのち、清掃開始。6年生は今回が初めての体験となる1年生に声を掛け、掃除方法を伝授。ほうきで掃き集めた落ち葉を元気よく袋に詰めると、同校内はとてもきれいに。今回で最後の活動となる6年生の一人は「毎年楽しかったので、今回で最後と思うとちょっと寂しい。小学校でのいい思い出になりました」と話し、1年生の一人は「楽しかった。次も頑張りたい」と笑顔を見せた。
 また、同時期に栃木県退職公務員連盟足利支部のメンバーも清掃奉仕活動を行い、きれいな状態で観光客を迎える環境整備に一役買った。

今年もけやき小児童が元気いっぱいに清掃奉仕活動に取り組んだ(史跡足利学校で)
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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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