世界に学びの場を広げよう・書き損じはがきで支援・足利ユネスコ協会

 足利ユネスコ協会(岡村静幸会長、会員108人)は書き損じはがきなどを集め、アジアなど世界の子どもたちの教育を支援する「世界寺子屋運動」の取り組みを実施しており、2月5日には足利市相生町の同市生涯学習センターで2023年分の集計作業を行った。その結果、約8万1000円分のはがきなどが寄せられたことを確認した。
 世界寺子屋運動は日本ユネスコ協会連盟が1989年から実施している事業。足利ユネスコ協会も市内の学校や事業所などの協力を得て専用の回収ボックスを置いてもらい、書き損じはがきや未使用切手、プリペイドカードなどを中心に集めている。同会によれば、カンボジアでははがき14枚で1人が1カ月学校に通えるという。
 集計には会長をはじめ同会役員ら6人が参加。集まったはがき、未使用切手などを1枚1枚ていねいにチェックするなどの仕分け作業を行った。岡村会長は「寄せられたはがき、切手などには協力いただいたみなさんの熱いメッセージが込められていると思います。みなさんに感謝するとともに今後も活動を継続していきたい」と話していた。

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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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