自転車で秋の里山、渡良瀬川を楽しむ・第2回Velo.Ashikaga サイクルフェスタ開催

 足利市のサイクルイベント「Velo(ヴェロ).Ashikaga サイクルフェスタ」が11月11日、同市岩井町の渡良瀬グリーンプラザ(エコアールプラザ)エコアールグリーンプラザ)を発着点に開かれ、参加者はヒルクライムのある北部中山間地域コース、渡良瀬川サイクリングコースで秋の足利を満喫しながら、サイクリングを楽しんだ。
 同市は市北部の山道を訪れるサイクリストが多いことに着目して足利サークルツーリズム推進協議会を結成し、渡良瀬川堤防上のサイクリングロードもいかして市が持つ豊かな自然や歴史的遺産、観光資源などを結び付け、市内回遊性を向上させてサイクリストが訪れやすい環境を整備して、地域活性化に結びつける新たな取り組みを開始。フェスタはその第1弾として昨年初開催された。


 今回は昨年の参加者の意見を取り入れ、中山間地域コースは「峠越え」を取り入れ、渡良瀬川コースでは名所のあしかがフラワーパーク(迫間町)、文化時のある徳蔵寺(猿田町)を休憩。立ち寄りポイントにするなど足利の魅力を追加するとともにそれぞれコースを延長し、〝走り応え〟のあるものとした。
 当日は県内をはじめ関東各都県や新潟県から両コースに小学4年~70代までの148人が参加。ガイドライダーの先導を受けて走り、それぞれの休憩ポイントでは足利銘菓を楽しんだ。渡良瀬川コースに参加した小学生の一人は「帰りは向かい風が強かったけど楽しかった」と笑顔で話していた。


 また市と包括連携協定を結んだ自転車ロードレースのプロチーム「宇都宮ブリッツェン」の本田晴飛選手、堀孝明選手、ブリッツェンラヴァーズのYUUさんがゲスト参加。同チームを運営するサイクルスポーツマネジメントの柿沼章社長も参加し、イベントを盛り上げた。
 早川尚秀市長は「昨年の参加された人が今年も来てくれてうれしい限り。今後もより楽しいイベントになるよう努力していきたい」と話した。

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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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