足利市川崎町の薬師寺(石川将隆住職)は昨年12月22日、3回目となった「お寺deクリスマス」を開催。地域住民や市外からの参加もあり、手づくりハンコでの年賀状づくりのワークショップや落語などで楽しませた。
同行事は2年前、新型コロナウイルス禍で地域行事が見送られたりと人の接点が薄くなった際、寺としてなにかできないかと企画、実施し、住民らから好評を得た。
手作りハンコで年賀状は参加者が思い思いのデザインを彫り、同寺が用意したはがきにペタン。その仕上がりに満足そうだった。落語は市内在住のアマチュア落語家・渡良瀬亭中橋さんが担当。「落語ってなんだろう」の解説や小話をつくってみようのコーナーで盛り上げ、クイズを挟んで落語「寿限無」で締めくくった。「寿限無」を知っている子どもたちも多く、みな楽しそうに聞いていた。
このほか、手づくりパンや弁当の販売、大久保分校スタートアップミュージアムと連携してのスタンプラリーなども行われた。
目次