認知症の理解と地域の支え合いを・音楽祭や福祉用具などを紹介

 「認知症があってもなくても誰もが希望が持てる街を目指して」をテーマにしたオレンジ音楽祭とたかろばカフェ(認知症カフェ)を紹介するイベントが11月24日、足利市朝倉町の足利市民プラザ(あしかがフラワーパークプラザ)で開かれた。音楽祭は懐メロプリンスの中田亮さんが登場。会場は大いに盛り上がった。
 音楽祭は音楽を通して、認知症当事者と家族だけでなく地域の高齢者施設や住民がまちぐるみで交流し、つがながることが目的。たかろばカフェは認知症の人や家族、専門職、地域の人が気軽に集える場を市が呼びかけ、現在5カ所が開設されている。今回のイベントは同音楽祭実行委員会、同カフェinあしかが逸品堂が主催した。
 音楽祭では中田さんに合わせてみんなで歌ったり、リクエストにこたえるコーナーもあって会場は熱気に包まれた。また、施設利用者や関係者の発表もあった。
 この他、同カフェの内容紹介や介護用具、補聴器など用具の紹介や体験、モルック体験コーナーなどもあり、来場者は交流を深めていた。

盛り上がった中田亮さん出演のオレンジ音楽祭(足利市民プラザで)
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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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