11月30日、ハートランド・データ株式会社(足利市福居町361)で『あしかがプログラミングコンテスト2025』の審査会及び表彰式が開催された。
同コンテストは、ソフトウェア開発を行なっているIT企業「ハートランド・データ株式会社」(落合亮 代表取締役社長)と子育て世帯に向けたフリーペーパーを発行する「NPO法人おともり」(田嶋美歩 代表理事)が主催する、足利市内の小・中学生を対象とした、プログラミング作品とデジタルアート作品のコンテストである。
地域の子どもたちが、自身の創作物を発表し、専門家から評価を受けられる場として、昨年からスタート。未来を担う子どもたちがプログラミングを通じてデジタルテクノロジーへの興味・関心を高め、創造力、問題解決能力、さらにチームワークを育み、プログラミング的思考や技術の取得を図ることを目的としている。
第2回目となる今回はプログラミング制作による「だれかを笑顔にする」をテーマとしたアニメやゲーム、アプリ、さらに足利をテーマとしたデジタルアート作品の募集が行われた。
プログラミング28作品、デジタルアート13作品の応募があり、一次審査を通過したプログラミング14作品、デジタルアート5作品を審査会当日、制作者がプレゼンテーションする形で、地元企業(スポンサー)やデザイナーである12人(当日4人が欠席)の審査員が評価・選考した。
制作者によるプレゼンテーションを受けた審査員の感想は、「各人の柔軟な発想力に驚かされた」「デジタルアートを通じて、ものづくりを楽しんでいる様子が伝わってきた。これからも続けてほしい」「イマジネーションの力を頼もしく感じた」「多くの人の前で堂々とプレゼンテーションができたことで、すでに人間力が備わっていると感じた」など、子どもたちの今後の活躍に期待する声が多く聞かれた。



コンテストの結果


<プログラミング部門>
●ビジュアルプログラミング部門
小学生グランプリ/太田駿祐さん「いちご狩り」
中学生グランプリ/チーム:肉と魚 小山成さん・日野瑞己さん「冷蔵庫の悪魔たち」
●一般プログラミング部門グランプリ/チーム:シャイニングカラー 岡本彩葉さん・平田和輝さん「Pythonで藤の花づくりに挑戦!」
<デジタルアート部門>
●マインクラフト部門
小学生グランプリ/黒川栞理さん「足利シューマイのテーマパーク」
中学生グランプリ/チーム:ATM 松葉隼人さん・大塚長旺さん・大下直也さん・北林空磨さん「ありがとう山前駅」
●その他アートグランプリ/チーム:大なぬ寿司愛好家 太田遥斗さん・喜納ダイキさん「足利学校を作ったよ!」
<特別賞>
●ハートランド・データ賞/北林空磨さん「pictogram editor v1」
その他、12のスポンサー賞など。

