11月2日、あしかがフラワーパークプラザ文化ホールにて、(一社)夜景観光コンベンション・ビューローと足利市の主催による「夜景サミット2023 in 足利」が開催された。全国から夜景観光に取り組む自治体・関連企業などが参加。「特別シンポジウム」、「日本夜景遺産認定授与式」、「インターナショナルイルミネーションアワード発足・第1回授与式」、夜景サミット開催記念イベント「足利灯り物語2023、鑁阿寺・足利銘仙ラッピング」がプログラムとして実施された。
特別シンポジウムでは、モデレーター 丸々もとお氏((一社)夜景観光コンベンション・ビューロー代表理事)と共にパネリスト4名が登壇し、テーマ「夜景と観光と環境。三方よしの新たな幕開けへ。」に沿って今回より「環境」を加えたことの意義を考えつつ、それぞれの取り組みが発表された。エネルギー面からも環境に配慮する工夫など、未来に繋げるための課題も確認された。
過去10年にわたり実施してきた「イルミネーションアワード」を改称し、イルミネーションの価値をグローバルな視点で捉えようと、新たに「インターナショナルイルミネーションアワード(通称:IIA)」として、イルミネーション認定ブラントを創設。IIA・イルミネーションイベント部門(全国6,452名の夜景観光士による投票で決定)・優秀ストーリー賞に「あしかがフラワーパーク『光の花の庭』」が1位で輝いた。また、日本夜景遺産の新規認定地には、全13カ所中、栃木県で「県庁15階展望ロビー」「足利学校ライトアップ」「若竹の杜若竹農場」(宇都宮)の3カ所が選ばれた。