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足利100年カルタ「み」

「minimu」

「326」「渡良瀬通信」を経て

 今から44年前の、昭和55年5月。当時の足利市の郵便番号をタイトルにしたタウン誌「326」(読みは〝サンニーロク〟ではなく、今と同じ〝みにむ〟)の第1号が発行された。これが、本紙「minimu」の始まりである。
 立ち上げたのは、足利出身ではない当時30代の熱血イベント仲間、野村幸男さんと日座伊佐六さん。足利に特化した話題や情報を共有してこの地域を盛り上げたいと、編集経験も無いのに試行錯誤で創刊した。周りからは「どうせ3号まで」と言われたが、色々な市民に支えられ、あちこちに連れて行ってもらい、沢山の事を教えてもらって刊行を重ねた。その後「WT」、「渡良瀬通信」と称した時期までに、523号に達した。

 世代交代して、今制作チームの中心は、松尾幸子さん。市外から嫁いできて、「足利のことを知るために」25年前にこの仕事に就いた。市民の人達が「こんな事があったよ」と様々な情報を持ってきてくれ、「毎日勉強」だと言う。

市民に教えられて・伝えて44年

 松尾さんが入社4年目にインタビューした足利出身のプロ自転車レーサー柿沼章さんは、記事の中で「夢は自転車の走り易い街づくり」と語っていた。ロードレースで2回全国優勝しながら、今後が不安で身の振り方を考えていた柿沼さんは、なんとその取材が縁で、みにむ編集室でアルバイトを始めた。飲食店などの写真撮影、コメント書き、広告取りの営業などを経験し、いい糧になったという。
 そして、去年。20年ぶりに再び「渡良瀬通信」の取材を受けた柿沼さんは、プロのサイクルロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」を運営する会社の代表取締役社長。片や、取材した松尾さんも、同誌の編集長となっていた。今回の記事の内容は、「足利市が柿沼さんの会社と連携協定を結び、自転車を通じた地域活性化へ」という話。まさに、20年前の記事で報じた夢が、実現に近づいている。

 立ち上げ当初から《ウサギと亀の〝亀〟スタイル》を意識してきた、みにむ。目まぐるしく情報を追うのではなく、これからもゆっくりゆっくり、こうやって地元の人達と共に歩んでいくのだ。

今の学生記者(左)と、昔のバイト記者(右:柿沼社長)

取材=若菜恵実・室岡巧輝・諏訪千咲
[白鴎大学地域メディア実践ゼミ]

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