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足利100年カルタ「ゆ」

ゆず園の再生

名草クラフトの挑戦

 今から4年前の、令和2年。地域活性化に取り組む団体「名草クラフト」の後藤芳枝代表に、ある農家が声を掛けた。「この長年使ってないゆず畑、好きにしていいよ」─以来後藤さんは、ゆずの木の棘で何度も流血しながら、徐
々に畑を再生させていった。
 そして昨年12月、「ただ整備してるだけじゃダメだな」という思いから、「名草〝再生〟ゆず園」を2日間限定で開園。ゆず狩り体験に加えて、オリジナルのゆず商品などを販売し、来園者は百人を超えた。宇都宮市など足利市外のお客さんも多数訪れ、地元の人たちは「ゆずでこんなに人が来るのか! ゆず、捨てたもんじゃねえな!」と喜んだ。「ゆず狩りって初めて」という来園者も多く、「ゆずの香りに包まれてもぎるのが楽しい」「こんなにたくさん持ち帰れない!」などの声が飛び交った。

「ゆず、捨てたもんじゃねえな!」

 「地域の人が喜んでくれるのが一番グッとくる」「ゆずで人との繋がりが広がっていくのがすごくいい」と、やりがいを語る後藤さん。足利市には6年前に移住してきて、市役所の集落支援員も務めている。移住してきた植木職人と作業を進めたり、地元のゆず栽培のプロに木の剪定方法を教わったりなど、ゆず園を整備する中で地域の人との繋がりも広がった。
 「名草の資源で、地域の暮らしを豊かにすること」が一番やりたい後藤さんは、今年から黄色くなる前の〝青ゆず〟の活用にも注力する。夏季限定の青ゆずは活かし方が無かったため、地元の農家と協力し、新商品の開発に挑戦中だ。

 更に「やるなら新しい事を」と、ゆずパウダーなどのオリジナル商品も次々に作製している。まだ記事でご紹介はできないが、私たちが見せていただいた試作品は、どれも魅力的な物ばかりだった。
 名草クラフトは他にも、お米作りや生姜作り、用水路の整備イベントなど地域の魅力を伝えるために幅広く活動している。その一環として、名草〝再生〟ゆず園は今年も11月頃に開園予定! 市民の手によって再生されたゆず園の、今後の展開が楽しみだ。
(JR足利駅から車で20分。名草ふるさと交流館の西隣)

ゆず農家たちを苦しめる鋭いトゲ

取材=大橋爽乃・橋本慎之介・清水隆壱・實川尚真
[白鴎大学地域メディア実践ゼミ]

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