真田丸「犬伏の別れ」と、旬の見どころに出会う。
NHK大河ドラマ『真田丸』を毎週楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。戦国時代最後の名将といわれた真田幸村(本名・真田信繁)の生涯を描くうえで、欠かせないエピソードが「犬伏の別れ」。その舞台となったと伝えられるのが、佐野市犬伏新町にある【新町薬師堂】です。
日光例幣使街道沿いにありますが、この道がそう呼ばれるようになったのは、征夷大将軍となった徳川家康の没後、日光東照宮に向かう例幣使が通ったことから。なお「犬伏」の地名は、古代大和時代からあったといわれています。
家康が75歳で亡くなったのが元和2年(1616年)で、今からちょうど400年前。それ以前から、この薬師堂はずっとここで、歴史のドラマを見続けてきたようです。