ぼけますから、よろしくお願いします。
~おかえりお母さん~
ドキュメンタリー監督・ノンフィクション作家 信友 直子さん
一組の夫婦のラブストーリー
認知症の母と老々介護する父の日常を描いたドキュメンタリー映画『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえりお母さん~』、信友直子監督が自身の家族を撮影した作品。足利市での上映会・講演会のため当地を訪れた信友さんに、本作品や自身について話を聞いた。
のぶともなおこ/1961年広島県呉市生まれ。1984年東京大学文学部卒業、同年、森永製菓入社。1986年制作会社テレパック入社。テレビ番組制作の道へ。1995年から制作会社フォーティーズへ。2009年「おっぱいと東京タワー~私の乳がん日記」を発表。ニューヨークフェスティバル銀賞・ギャラクシー賞奨励賞などを受賞。2010年独立しフリーディレクターに。主にフジテレビでドキュメンタリー番組を多く手掛ける。(北朝鮮拉致問題やひきこもり、若年性認知症など)2018年に『ぼけますから、よろしくお願いします。』で長編監督デビュー。劇場に20万人を動員する大ヒットとなる。令和元年の文化庁映画賞・文化記録映画部門で大賞を受賞。2022年3月より、続編映画『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえりお母さん~』を全国で順次公開中。