館林市(城沼の畔)に移り住んで45年。これまでの作品やその素材がところ狭しと並ぶアトリエで、「早熟の画家」といわれる所以となった初期の細密画の画集『ミニアチュール』を出版した下川氏に、これまでの画業や交友などについてをインタビュー。
しもかわまさる/1950年大分県生まれ。その後福岡県で過ごし、1968年に東京へ。74年からは館林市在住。国内外の美術館や画廊での個展、グループ展で作品発表。69年から98年ころまで繊細緻密な作風の絵画表現を主とした。2005年ころより山・川・海・都市を歩き邂逅したモノたちを素材にした平面、立体、インスタレーションなどへの手法へ転じる。
パブリックコレクションとして、神奈川県立近代美術館、高崎市美術館、大川美術館、たばこと塩の博物館、館林市彫刻の小径、ケルン日本文化センター(ドイツ)、国立ブダペスト美術館(ハンガリー)、フィリピン国立美術館(フィリピン)、オーバーン大学現代美術コレクション(米国)。